山と街をつなげる庭づくり、fanlandscape。

ブログ「やまんちゅのよもやま話」

2017.09.20

樹木の足元の小さな花たち

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昨日は三重のひさとも建設さんの現場で造園を施工させていただきました。
残暑厳しく、30度くらいまで気温は上がったでしょうか?
暑いから仕事の効率があがらないかな、と思っていましたが、お手伝いいただいた皆様も今回2回目という事もあって、スムーズに工事が完了しました。
暑い中本当にありがとうございました。
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造園の最後に樹木の足元に下草を植えますが、その中に必ず花物を入れることにしています。
自然の林の中にも小さな花たちが咲いており、暗い林の中でひときわ目立つ存在です。
庭にもこの雰囲気を再現しようと思いますが、注文をして用意する下草たちは、なかなか思うように鼻が咲いていません。

そこで最近は自分で出向いて見て購入するようにしています。
基本的には「宿根草」と言われる、毎年咲く草花を選んで購入していますが、季節ごとに色々な色の花があって見ているだけで楽しくなります。
今回も4種類ほど選んで植えさせていただきました。

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秋が近くなり咲いている花たちも様変わりしていましたが、ちょっと気が付いたのはその色。
夏は鮮やかな黄色や赤、オレンジなどが多かった気がしますが、今の時期は紫色の花が多い気がします。
思い返してみると山の植物も秋はリンドウやキキョウ、トリカブト、ムラサキシキブなど紫の花が多いです。何か理由があるのでしょうか?不思議です。

これから冬に向かってなかなか咲いている花を見つけるのは難しい時期になってきますが、造園で植える雑木たちの足元には、どこかに必ず一輪の花が咲いている。これからもそんな庭を造りたいと思います。