山と街をつなげる庭づくり、fanlandscape。

ブログ「やまんちゅのよもやま話」

2017.06.28

植物たちのメッセージ

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やっと梅雨らしい雨模様が続いています。樹木たちには横ロバしいことですが、造園の作業となると話は別ですね。明日からの三重での造園に備えて雨の中、使用する樹木の掘り出し行いました。

当社の樹木は畑と山に仮植されていて、手で運べないような大きなものは畑に、その他は山林にそれぞれ仮植しています。
山林の仮植地は近くまで林道が走っているとはいえ、手作業での積み込みは一苦労です。
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木漏れ日が入る程度の杉の植林地へ仮植していますが、新緑だった緑もだいぶ濃くなってきて元気よく、植物たちも喜んでいる様です。夏が近づいていることを感じさせます。

一方こちらは畑の樹木たち。こちらも同様に掘り取りを行いました。
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日影は無く日光はばっちり当たっているので一見環境はよさそうに見えますが・・・・
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葉が茶色くなり始めているものが見られます。
特にモミジ、カエデ系の葉がその傾向にあるようです。

これは病気ではなく、日光に「当たりすぎ」たことによる日焼け。モミジなどは山にいるときは半日陰に生えていることが多く、急に環境が変わるとこういった現象が起きます。
枯れているわけでは無いので環境に適応すれば自然に回復してきますが、この状況は樹木たちにとって決して喜ばしいことではありません。
現在この畑にも強い西日を避ける日影を作るために、成長の速いシマトネリコを植えています。

庭に植えこまれるのを待つ植物たち。人間ならばここは暑いとか、寒いとか言えば済むことですが、植物はそうはいきません。葉が茶色くなった、ちょっと萎れているなどなど、彼らが発信するメッセージを敏感にとらえて、山でも畑でもどうしたら植物たちが元気良く成長できるかを考え、いろいろなことを試していきたいと思います。