2025.10.21
植物の適応力
カテゴリ: タグ:今日は作業が終わった後、現場近くの神社を訪ねました。 浜松市の井伊谷にある「渭伊神社(いいじんじ)」というちょっと読めない名前の神社ですが、 神社の横には清流が流れ、杉や楠の大木に囲まれた雰囲気の良い神社です。この神社の裏山に天白磐座(てんぱくいわくら)遺跡ともよばれる古墳時代の祭場があって 円錐形の丘陵の頂上に、数十個の巨石が群在しています。
その中の岩肌に高さが20mくらいになる木が岩肌から生えていました。
山に登っていてもこんな光景に出くわす事がありますが、植物たちの適応力を感じずにはいられません。 おそらく、岩肌の上の小さな土が堆積しているよう場場所から、発芽し、根を生やし、育っていくにしたがって 必要な栄養を得るために徐々に地面に根を伸ばして今のような形になったのだと思います。 この神社にはほかにもそれを感じさせる場所があって興味深く観察しました。
この手水もその場に適応してこうなったのだと思います。 この神社のほかにも植物たちのその適応力を感じさえることが多くあって、都度驚かされます。 この地球に生命の中で何が一番反映しているかと言ったら、間違いなく植物なのではないでしょうか? 外にいて、視界に入る中で植物が入っていないということは無いように思います。 いつも感心させられる植物たちの生命力ですが、最近の暑さには対応できないことも起きています。 基本的には生命力の強い植物たちですが、植物を扱うのを仕事にしている身としてそれに甘えず、 一本一本大切にしていきたいと思います。